ここまでするか!講師だって楽じゃない

講師が準備に必要とする時間

社員研修の講師が研修の準備に必要とする時間は研修時間の2倍になります。4時間の研修であれば、8時間の準備が必要となるのです。その時間で研修の内容を練り、研修に必要な資料を作り、話す内容を決めていきます。行き当たりばったりでは生徒の心を掴む研修はできません。アドリブは多少必要ですが、しっかりした研修の骨組みを作ってから、アドリブを入れるのです。骨組みがしっかりしていないと、中身の薄い内容になることもあるのです。また、内容だけではなく、派生させる話についても準備しておきます。業界ごとに知っている知識は違いますので、その業界に寄せた話を盛り込んでおくと心をつかみやすくなるのです。話を聞いてもらうために、まずは身近な話を盛り込んでおきます。

講師は準備した内容の一部しか使わない

研修では時間が限られていますので、講師の準備したものの一部しか使われることはありません。中身の濃い研修にするために濃縮して研修を行っているので、準備した内容はその何倍にも及ぶのです。研修の内容もそうですし、話す内容も何倍もの話題を用意しています。制限時間内にそのうちの何割かが伝えられれば成功なのです。それだけ考えられていて、中身が詰まった研修ということです。講師はそのことが分かっているので、余念のない準備をしてきます。伝えきれなかった場合はデータで渡したり、資料を渡すなどのアフターフォローをする人も多いです。伝えたい内容が多すぎて時間に収まりきらなかった結果、あとで学んでもらうように資料を準備するのでしょう。